2012年8月14日火曜日

牧師のひとり言 NO12


                               初老牧師:友川栄

「IMAGINE?」 

 熱気に沸いたロンドンオリンピックが閉幕しました。閉会式に「ジョン・レノン」の「IMAGINE」が流れたときには「うるっ!」ときましたね。団塊の世代ではお馴染みの「ビートルズ」のメンバー「ジョン・レノン」の曲です。私の大好きな歌ですよ。歌う自分は「極楽」ですが、聞く人には「地獄」でしょうか?。熱が入れば入るほど「耳栓」を必要になるかもしれませんなぁ。何しろ、音が外れても
お構い無しですから・・・。

オリンピックを振り返る番組をNHKで放映しておりましたが、メダリストを取れた人や予選で敗退した方などの歓喜、悔し涙、過酷な練習や今後の抱負には、ただただ頭が下がりましたね。選手一人ひとりに「多くの感動を有難う」と感謝の言葉を添えて、心から「お疲れ様でした」と言いたい。牧師・神父・司祭もテレビを観ているのですよ。書斎に籠もり、祈り、聖書を学んでいる方々もいますが、意外とテレビを観ている。私は「こつ、こつ」と時流を深読みしなければ、と努めてテレビを観るようにしています。楽しんでいるのが、本音なのですが。

サッカーの試合などをテレビで観戦している姿はとても見せられません。「よっし!」「それ行け!」と柔軟に?体を動かし雄叫びを。「あぁ~」と溜め息をつくことも。「パパ、大きな声を出さないで?びっくりするじゃない!」と愛妻に顰蹙を買っていますから。応援するチームが勝つと「るんるん気分」ですが、負けると「なんだよ!悔しいなぁ!」と寝つきが悪い。上手に心の「リセット」が出来ないのが弱点でしょうか。でも、最近は年のためか若干おとなしくなりましたが、その辺はご想像にお任せいたします。

しかし、33年間も牧師をしていますが、未だに講壇に立つと緊張をしますね。自分なりに(十分とはいえませんが)準備をするのですが、途中で「口がもつれるのでは?」「説教がメロメロになるのでは」とふと不安がよぎる。「説教は神の言葉である」と教えられてきたものですから、プレッシャーは計り知れない。「オリンピックには魔物がいる」と金メダルを取った某選手が言いましたが、説教壇も同じではと言えば誇張し過ぎでしょうか。

でも「君はもう牧師を辞めなさい」と神から言われたら「がっくり」するでしょうね。矛盾している心が何時も錯綜している牧師ですが、牧師にさせていただいていることを本当に感謝しています。与えられた聖書の言葉と格闘しながらも、拙い説教を聞いて下さる方々が二人または三人は来て下さる。真摯に聞いて下さる方々によって牧師は成長するのですから。ある尊敬する先生から「聖書と格闘し、悶々と解き明かされる説教はいいよ!」との嘆きの言葉?に自分を慰めている昨今でしょうか。嗚呼、全然進歩しない自分に、情けない!情けない!。しかし神は不思議なことをなさることは信じていますよ。「CAN YOU IMAGINE THAT?」


またお逢いしましたね。次週も、また、また、また「また逢う日まで」を楽しみにしています!最後の英語を「ミス・スペル」をしてしまいました。   「IMAGINE」を「IMAJINE」に・・・Oh my God! でしょうか。  
 Sorry,Sorry!

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