先週は、国木田独歩のおはなしをしました。富士見町教会で植村正久牧師から
洗礼をうけて熱心な教会生活を送っていたのですが、途中で信仰をなくしてし
まいました。38歳で亡くなる前に、植村正久牧師が病床を訪れたとき、自分は
祈ることができないと言って泣いたそうです。祈ることができること、祈りの座
が与えられていること自体が恵みなのですね。
今度の日曜日は、日本基督教団の聖書日課では「生活の刷新」というテーマにな
っています。引っ越しで本を整理していて「基督に虜はれし清松」という本をみ
つけて読んでいますが、新潟の五泉に生まれて、基督に捕らわれて、アメリカで
また日本で活躍した人です。出会いによって、人は変わるといいますから、だれ
の人生にもそういう一面があると思います。ペトロはイエス様に出会って人間を
とる漁師になり、パウロは、イエス様に出会って異邦人伝道の使徒になり、木村
も伝道者になりました。わたしも、キリスト者になり、牧師になりました。みな
さんも、御自分の人生をふりかえってみて、大きな影響をうけたと思う出会いが
あると思います。それは、どんな出会いでしたでしょうか。そういうことを考え
ながら、説教の準備をしています。
◇ ◇ ◇
7月11日 午後2時 (教会の玄関は午後1時30分ごろに開きます。)
聖書 使徒言行録19章13~20節
説教 「新しい生活」 牧師 佐々木栄悦
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